2月28日(日)ぐんま武道館において「第58回全日本都道府県対抗剣道大会」の県予選会が開催された。母校OB北野寛平君(筑波大3年)は次鋒の部に出場し、激戦の末初優勝を果たした。本戦は4月29日(祝)大阪市中央体育館で開催される。▼昨年から同大会の選手構成は大きく変更された。以前は女子が務めていた先鋒を男子高校生、次鋒を男子大学生とし、女子は別日程で「女子都道府県対抗剣道大会」が開催される事になったからである。今春4年生に進級する彼にとっては、次鋒の部は今大会がラストチャンス。つまり、従前通りであったら、参加することさえ出来なかったこの予選会に出場し、優勝するという「運」も味方に付けたのである。
▼実は、彼は中学・高生時代その身体能力を相当高く評価されてはいたものの、「ガラスの心臓」に於いてもかなりの有名人であり、県内で中々実績を残す事が叶わなかった。その彼が進学先に剣道の名門「筑波大」を選択し、全国の強豪ひしめく環境に身を置き、精進した結果が今回の快挙と言えよう。彼は2年時に同大の新人戦メンバー(選手7人補欠2人)に選ばれている。残念ながら出場の機会は得られなかったと聞いているが、名にし負う筑波や国士舘・中央・明治・法政などの強豪大ではレギュラー・準レギュラーに本校OBはおろか県内出身者が仲間入りした実績は数えるほどである。
▼当日の試合においては、次鋒出場者数は予想を下回っていたが、同門筑波大や新興の国際武道大などの強豪選手の中にあって、落ち着いた戦い方、そしてなにより人が変わったような強い「気」を崩すことなく、絶えず「先」を懸けていたのが主たる勝因である。これからもその「気」を失うことなく精進され、益々の活躍を期待するところである。
なお、予選会には剣友会事務局長:小池政一七段も大将の部で出場し、決勝戦に進出したが延長の末連続ン十回優勝の谷勝彦八段に惜敗した事、及び審判員として飯野・藤木が参加したことを付記しておきます。
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