5月23日(日)ぐんま武道館において標記の大会が開催され、第25期の小池政一七段が見事に準優勝を果たした。当日は
・ 全国少年都道府県対抗試合県予選会
・ 群馬県剣道五段、六段、七段選手権(段別の大会)
・ 全日本女子選手権大会県予選
の三大会が同日開催されると言う、過密スケヂュールであり、選手たちはコンディションを整えるのに、さぞかし苦労があったと思われる。そんな中、小池選手は一回戦井上(前橋)をコ・メの二本勝ちで幸先良いスタートを切る。二回戦の相手は過日の国体予選でも対戦した刑務官の原(前橋)である。この試合もメ・コの二本勝ちで絶好調の気配である。続く三回戦は齋藤(伊勢崎)。実力・経験から推せばなんら問題はないにしても、侮れないのがこの手合いである。やや年齢を重ねてから剣道を始めたのか?タイミングの取りにくい独特なうち方をする選手である。そんな心配を他所に、最後は得意の出小手で勝負を決する。ここまでコマを進められたのも、今日は奥さんと末娘の応援があってのことか?
「そういえば、俺の女房が応援に来たのはまだ婚約時代の話であって、あれから二十数年も応援されたことがないな?」などと要らぬ事を考えているうちに決勝戦が始まった。
対するは群馬県警の主将中田(前橋)選手である。高商時代インターハイ個人戦で全国ベスト8に入賞し、県警入りしてからも国体・全日本選手権出場と着実に結果を残している選手である。静かな攻め合いから数合後、不用意に中間(ちゅうま)で小池選手が居着いた瞬間、豪快な「引き面」が炸裂した。思わず「う~ん、参りました」と納得の技である。二本目が始まり小池選手が果敢に捨て身の「跳び込み面」に行くが、僅か二寸ほど届かないか?続けざまの両者の「小手・面」の二段打ちもほぼ同時であるが、双方の竹刀ともに有効打突部位に届かない。試合時間も中程を過ぎた頃、「面」一本では届かないと見たのだろうか?それとも一本が欲しい気持ちが焦りを生んだのか?小池選手が又も小手から面に渡る。ここを「待ってました」とばかりの「出端面」が決勝打となる。
ここは致し方の無いところか?「攻めず、打たず」の一本負けでは何ら「実り」が残らず、「悔い」ばかりが残ってしまうところだ。そしてこの機会を落ち着いて、狙い済ましていた相手選手を褒め称えるべきであろう。小池選手お疲れ様でした。これで高々剣友会からの七段選手権準優勝者は筆者・飯野(22期)に続き三人目となった。今後は是非若手からの優勝者輩出を祈ります。 (観戦記:藤木)
高崎高校剣道部OB会のホームページです。
2010年5月24日月曜日
高校総体(兼:関東大会予選)ベスト8に散る

去る5月14(金)~16日(日)群馬県高等学校総合体育大会が榛名体育館で開催された。初日は男女個人戦がスタートし、ベスト4までを(関東大会出場者)決定させる。2日目は男女団体ベスト8まですすめ、最終日に個人戦を終了後、団体の準々決勝~決勝戦を消化する日程である。さて初日、母校選手は3回戦迄にすべて敗退してしまった。あくまで団体入賞が目標であり、「個人戦には重きを置いてはいない」とは言うものの、厳しいスタートである。■2日目の団体戦、残念ながら私は八王子に所用があり、観戦する事は叶わなかったが、午後になって浅名君(18期)からの連絡で最終日に残ったと聞いて一安心。喜び勇んで帰路に着いた。翌日スコアーを確認したところ一回戦はシードの為不戦、二回戦は桐生高との対戦だったが、勝者1人・取得本数2本に対し敗者1人・被取得本数1本(2/1対1/1)の僅差で大接戦をものにし、三回戦は館林高に9/5対1/0の大圧勝であった。
■最終日、最大関心事である関東大会出場が懸かる準々決勝の始まり、対するは第一シードの育英高である。先鋒戦の序盤は互角に近いものがあったが、やや不用意に小手から面に渡った所を面に乗られて、手痛い一本負け。「小手面の小手は虚で打つな、実で打て!」と諭されたような面であった。続く次鋒戦は開始早々面を先取され、「このまま簡単に負けてしまうのか?」との不安もよぎる。ところがどっこい、果敢に相面勝負に出て見事に取り返す。(実はこの面が決まる前にも、間違いなく一本、と言う面技もあったのだが、不運な事に3人の審判の旗がピクリとも動かなかった)この次鋒選手は高々入学以降、今迄見たことも無いような積極的な面技に終始し、見ごたえのある試合となった。最後は残念ながら単調な面技でのスピード勝負が裏目に出てしまい、相面を追加されてしまった。いよいよ後がなくなった中堅戦、鍔迫り合いから気を抜く悪い癖をそのままに、引き面を痛打されての一本負けで敢え無い決着となった。消化試合となった副将もその立派な体格を生かすことが出来ない。小手にもぐった所を出端面に乗られての一本負けとなる。最後の大将戦の相手は昨年2年生ながらインターハイに出場した実力者である。当方も立派な体躯の上段選手であるが、両者ともにモチベーションが欠けた様に見え、良い技の応酬も見られず引き分けとなる。結果は1/0対5/4の完敗でベスト8に散った。なお、男子団体は第五シードの農大二高が育英高・前高を破り18年ぶり、女子は第一シードの健大高崎(旧群女)が7年連続の優勝を果たした。(観戦記:藤木)
2010年5月10日月曜日
第58回全日本都道府県対抗剣道優勝大会レポート
第58回全日本都道府県対抗剣道優勝大会(毎日新聞社、全日本剣道連盟主催)が4月29日、大阪市中央体育館で行われ、「東京」が2年ぶり10回目の優勝を果たした。高崎高校剣道部OB、北野三段(筑波大)は、群馬代表チームの次鋒として出場し善戦した。群馬は、1回戦「静岡」を2回戦「秋田」を撃破し、3回戦に進んだが、準優勝の「福岡」に敗れた。以下、北野三段のレポートを紹介する。一回戦 静岡県
自分は国士館大学二年の岩永選手に一本負けでした。
ですがチームは中堅の真藤先生が内田勝之先生に一本勝ちで、谷先生が代表戦で勝ってチームは勝ちました。
二回戦 秋田県
自分は同じ筑波大学で同学年の山崎選手と戦い、引き分けでした。
先鋒が勝って五将が負けてまた代表戦でしたが、谷先生が再び勝利しチームは三回戦に進みました。
三回戦 福岡県
自分は国士館三年でレギュラーの松崎選手と対戦し引き分けでした。
チームも先鋒、五将、三将、副将が負けて4-0で負けました。
チームはベスト16でした。
初めての全国大会でやはり緊張しました。チームにもかなりの迷惑をかけてしまったのですが、谷先生をはじめチームメイトに助けて頂きながら、大舞台で三回も試合ができたことは非常に有意義な経験であったと考えています。多くの新たな課題が見つかりましたので、それを克服しつつ国体予選突破を目指し精進していきたいと思います。この度はご声援ありがとうございました。
(編)トーナメント表は全日本剣道連盟大会情報ブログより引用いたしました
http://kendo-champ.jugem.jp/
2010年5月8日土曜日
高校総体直前情報!!
との疑問は「ごもっとも」です。これは高体連に限らず、各種競技団体の熾烈な会場争奪戦の結果なのです。かく申す私の所属する高崎支部も主催大会試合場の確保に相当な労力を要しており、他の球技団体との抽選に敗れ、涙を飲む事もしばしばです。
■それはさて置き、GWの期間中栃木県高体連主催の錬成会が栃木市を中心に複数の会場で行なわれ、私も同行してまいりましたので、観戦記を載せる事にします。第1試合T工業(栃木)4-0、第2試合S工業(茨城)3-1、第3試合T工業(茨城)5-0、第四試合N高校(栃木)4-1、第五試合KT高(栃木)4-0、とここまでは完勝でしたが最後の第6試合は茨城の新鋭N高校に1-4しかも取得本数1本に対し、被取得本数7本と言う完敗でした。このN高の実力は恐らく同県ベスト4程度?と予測されます
■その後4日、5日、8日と校内の稽古にも参加しました。レギュラーチームは順調な仕上りであります。特に前衛陣が敗れても中堅以降で建て直しが出来るようになり、「総合力はかなり、上がってきているな」と感じております。しかし肝心な本番のコート決勝で第一シードを撃破しなくてはなりません。もう此処まで来れば、実力云々を言っている場合ではない。最後に関東出場権を得るには「精神力」しかありません。過去に第一シードを破って関東大会に出場したチームはいくらでもある。もっと言えば関東大会の出場権(4校)を逃しておきながら、インターハイ(1校)の出場権を得たチームさえあるんだ。
■選手たちよ、第一シードの相手チームのTシャツの文字を見てみなさい。「気迫」と書いてあるではないか。まさに己たちの竹刀であの文字を見事に打ち破って関東出場を決めて来い!健闘を祈る。 (藤木)
登録:
投稿 (Atom)