去る2月23日(日)ぐんま武道館において標記大会の予選会が開催された。
かつて北野君は筑波大学3年次に予選会で優勝、本戦への出場を果たしたことがある。
今回彼は7人制中堅の部で出場、つまり教職員の枠である。他の部門に比べるとエントリーは少ないものの、ほとんどが国士舘大学・筑波大学といったいわば専門家たちの精鋭ばかり。一回戦は順当に勝ち抜けたが二回戦の相手は国士大卒の強豪大谷選手。彼もまた幾多の全国大会に出場経験のある猛者である。相当な苦戦の末ようやく勝ち抜け、次はいよいよ決勝戦である。対戦相手は前橋高・筑波大卒堀越選手である。大学同門の3年年上であり、北野君に負けず劣らず速い面技を得意としている。 さあ、いよいよ決勝戦開始だ。
2分.3分と時間は進むが互いに思い切った技はなかなか出ない、そうであろう互いに手の内は知り尽くした間柄。はやる気持ちで技を出せば出頭を仕留められる危険性は十分にある。
制限時間の4分が過ぎ、延長戦に突入。しかし、まだなかなか「捨てた」技を出せない。
その中でも互いに数本ずつ得意の「面」を繰り出すものの本来のキレのある技ではない。
どうした北野、堀越のほうがやや捨て身の技を出してきているぞ。こちらも思い切っていけ! そんなこちらの勝手な予想に反し、当人は極めて冷静に間合いを見切っている。相手の面技をわずかに余して、有効打突にさせていないのだ。そして、その時は来た。わずかに間合いを詰め相手の手元が浮きかけた瞬間小さく小手跳んだ。「パクッ」と小気味よい音が響き白旗が3本上がり長時間の試合に終止符が打たれた。おめでとう北野寛平!本戦での活躍を大いに期待する (観戦者69期 藤木正行)
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