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2010年5月24日月曜日

小池七段、群馬県剣道七段選手権にて準優勝

5月23日(日)ぐんま武道館において標記の大会が開催され、第25期の小池政一七段が見事に準優勝を果たした。当日は
・ 全国少年都道府県対抗試合県予選会
・ 群馬県剣道五段、六段、七段選手権(段別の大会)
・ 全日本女子選手権大会県予選
の三大会が同日開催されると言う、過密スケヂュールであり、選手たちはコンディションを整えるのに、さぞかし苦労があったと思われる。そんな中、小池選手は一回戦井上(前橋)をコ・メの二本勝ちで幸先良いスタートを切る。二回戦の相手は過日の国体予選でも対戦した刑務官の原(前橋)である。この試合もメ・コの二本勝ちで絶好調の気配である。続く三回戦は齋藤(伊勢崎)。実力・経験から推せばなんら問題はないにしても、侮れないのがこの手合いである。やや年齢を重ねてから剣道を始めたのか?タイミングの取りにくい独特なうち方をする選手である。そんな心配を他所に、最後は得意の出小手で勝負を決する。ここまでコマを進められたのも、今日は奥さんと末娘の応援があってのことか?
「そういえば、俺の女房が応援に来たのはまだ婚約時代の話であって、あれから二十数年も応援されたことがないな?」などと要らぬ事を考えているうちに決勝戦が始まった。
対するは群馬県警の主将中田(前橋)選手である。高商時代インターハイ個人戦で全国ベスト8に入賞し、県警入りしてからも国体・全日本選手権出場と着実に結果を残している選手である。静かな攻め合いから数合後、不用意に中間(ちゅうま)で小池選手が居着いた瞬間、豪快な「引き面」が炸裂した。思わず「う~ん、参りました」と納得の技である。二本目が始まり小池選手が果敢に捨て身の「跳び込み面」に行くが、僅か二寸ほど届かないか?続けざまの両者の「小手・面」の二段打ちもほぼ同時であるが、双方の竹刀ともに有効打突部位に届かない。試合時間も中程を過ぎた頃、「面」一本では届かないと見たのだろうか?それとも一本が欲しい気持ちが焦りを生んだのか?小池選手が又も小手から面に渡る。ここを「待ってました」とばかりの「出端面」が決勝打となる。
ここは致し方の無いところか?「攻めず、打たず」の一本負けでは何ら「実り」が残らず、「悔い」ばかりが残ってしまうところだ。そしてこの機会を落ち着いて、狙い済ましていた相手選手を褒め称えるべきであろう。小池選手お疲れ様でした。これで高々剣友会からの七段選手権準優勝者は筆者・飯野(22期)に続き三人目となった。今後は是非若手からの優勝者輩出を祈ります。 (観戦記:藤木)

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